左足でブレーキを踏むといふこと

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僕は普段、AT車を運転するときは、上の画像のとおり、左足でブレーキを踏んでいる。

左足でブレーキを踏むようになったのは、実は免許を取ってスグくらいだったから、すでに左足ブレーキ歴30年、ということになる。

僕がそもそも左足でブレーキを踏むきっかけとなったのはコレ。

動画出典:CAR GRAPHIC TV

当時毎週観ていたCAR GRAPHIC TVで放送された、ラリードライバーであり、現在のアウディの生産車に欠かせない『クワトロ』という四輪駆動システムの育ての親でもある、ハンヌ・ミッコラ氏の特集。

当時の90クワトロやビッグクワトロを、余裕で振り回す様子がお分かりいただけるだろう。

それにしても、ユーミンの旦那さん、若っ!!

それに映像と音声が完全にズレている・・・。コレは僕のせいじゃない。TV局お抱えの制作会社の編集者でも、こんなミスをやらかすんや・・・。


話を元に戻して、四輪駆動の黎明期は、その構造上『四駆は曲げにくい』という弱点があった。

これって、ラリー競技においては大きな問題。

ミッコラ氏は、この弱点を克服するため、タイトコーナーなどでは、アクセルを踏みつつ左足でブレーキを踏んでわざとクルマの挙動を崩すことで、半ば強引にクルマの向きを変えるという方法で戦っていたという。

現在のクワトロシステムをはじめ、四輪駆動車のほとんどは、電子制御によるトルクスプリットなどの技術を組み合わせてるので、こんなことをやる必要はない。


では、僕が左足でブレーキを踏み続ける理由は・・・もちろん、ラリーに参戦したり、動画のような派手なデモ走行をやるためではない。


日頃クルマを運転するドライバーなら、誰でも大なり小なり、飛び出しなどでヒヤッとした経験がおありだろうと思う。

その、ヒヤッとした際に、少しでも早くクルマを止めるのに有効だと考えたからだ。

具体的には・・・

クルマは急には止まれない。

ドライバーが危険を感じてから、完全にクルマが停止するまでには、速度に相応の距離を走ることになる。

これを『停止距離』というワケだけれど、この停止距離というものを分解すると、


『空走距離』と『制動距離』


の2つの要素に分かれることになる。


ちなみに時速40kmで走ってる場合の停止距離は、約22m。

このうち、空走距離は11m、制動距離も11mといわれている。


①ドライバーが危険を感じる→②右足をアクセルからブレーキに移動→③ブレーキを踏み始める→④ブレーキが効き始める→⑤クルマが停止する


というクルマを止める操作の一連の流れのうち、①~③で走る距離が空走距離、④~⑤で走る距離が制動距離ということになる。

クルマの免許を持ってる方なら、教習所の学科教習で一度は聞いたことがあるはず。


回りくどくなったが、要するに、常に左足はスタンバッた状態にしておいて、左足でブレーキを踏むことによって、この空走距離を最短に切り詰めることができると考えたからだ。


免許を取ってから30年の間には、ヒヤッとして、もうアカンかも!という事が何度もあったが、自分からぶつかっていったことは一度もなかった。

これは、ひとえに左足ブレーキによる恩恵だと考えている。


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タクシードライバーになってから、不本意ながらもミナミの八幡や三津寺、宗右衛門へ突っ込まされることがたまにあるが、その時には特に、この左足ブレーキが威力を発揮する。

後ろから僕のクルマを見たら、クルマは微速ながら動いてるにも関わらず、ブレーキランプはずっと点きっ放しという、奇妙な状態に映ってるはずだ。


これからも、安全のために左足でブレーキを踏み続けようと思う。



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