夜勤タクドラは見た!: 世の【ドン・ファン】事情から学んだこと

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只々スゴイとしか言いようがない・・・


ここ最近【紀州のドン・ファン】がらみのニュースで持ちきりですね。

ドン・ファンという呼び方は、好色漢で女たらしのスペインの遊び人に因んだものらしいですが・・・

そんな紀州の資産家で好色漢のオッチャンが、カネにモノをいわせて55歳年下の奥さんをもらったものの、極めて不自然かつ謎の死を遂げ、その後3年間の執念の捜査を経て、この55歳年下の元妻が逮捕された、というのがザクっとしたあらすじ。


ところでこのオッチャン、生前は4000人の美女たちに30億円ものカネを貢いできたそうな。

いい悪いは別にして、只々スゴイ!というしかないですね。

つくづく男ってアホな生き物やなぁ〜と思う



ところで僕は・・・

コロナ禍になるまでは、夜勤のタクシードライバーとして大阪の街を走り回ってました。

メインはキタとミナミ、そして深夜0時を回ると北新地や日本橋周辺、時々堺筋周防町周辺あたりで営業してたワケですが・・・

ナイトタイムのキタやミナミというのは・・・男と女の欲望が入り乱れ・・・


生かさず殺さず、付かず離れずジワジワと


といったふうに馬鹿し馬鹿されのゲームが繰り広げられる街。

そんな彼らの移動の足となるのがタクシーなので、イヤでもそんな【ドン・ファン模様】に頻繁に遭遇し、目の当たりにすることになります。


千日前のスポットで付け待ちしてたらドアをノックされ・・・バーコード頭に、上半分が黒ブチで下半分が金属のフレームのメガネをかけた小太りの脂ギッシュなオッチャンが、若〜い綺麗なおネェちゃんとイチャイチャしながら


『このコを奈良まで送ったって!1万円あったら足りるやろ!頼んだで!』


なんかイヤな予感・・・


おネェちゃんの方も、本当の恋人と接するように別れを惜しみつつ乗車、そして窓を開けて身を乗り出して『バイバーイ』と手を振りつつ出発。

やがて日本橋1の交差点あたりまで来て、オッチャンの姿が見えなくなると・・・


『ハァ!疲れた!!運転手さん、どこかでUターンして近鉄の難波駅あたりで降ろして!!』


やっぱりな・・・

しかもですよ・・・


『運転手さん聞いてよ!あのオヤジさぁ、ホンマにもうなかなか帰ろうとせぇへんねん!キッショイ思わへん??』


やて。


僕としては・・・奈良のロング便がオジャンになり、激近のワンメーターに化けたショックで血圧が10くらい上がってるのを誤魔化しつつ、只々ハハハと笑うのが精一杯でした・・・

そして文楽劇場のところでUターンして速攻で近鉄大阪難波駅に到着、オッチャンからもらった1万円でワンメーターの料金を払い、9千なにがしかのお釣りはポッポナイナイして、彼女は颯爽と降りて行った・・・


ゴッツイ利益率・・・ええ商売や・・・。


もちろん、中には真面目に付き合ってるカップルもいたけど、大半は・・・出会い系で知り合ったパパ活系か、さもなければ同伴・アフター系であることが、イヤでも後ろから聞こえてくる二人の会話からわかってしまいます。


普通に考えたらすぐにわかりますやん・・・

若くて綺麗なおネェちゃんが、なんでわざわざ脂ギッシュなオッサンの恋人なんかになる??

若くてカッコええイケメンがナンボでもおるやん??

弊社の会長も時たまブログで書いてはるけど・・・

アンタがモテてるんちゃうねん!アンタの財布がモテてるだけの話やねん!!

その辺にええ加減気付こうぜ!!


まぁ、彼らにはそれだけの裏付けがあり、甲斐性があるからこそそういう遊びが可能なのであって、だいいち人が稼いだカネをどう使おうが勝手やし、そんなの僕の知ったことではないですが・・・

ただ、こういう光景に遭遇するたびに


『男って、つくづくアホな生き物やな〜』


と思ってしまいます。

【タカリ屋】に捕まらんように御用心??



とまぁ、ただの甲斐性ナシが僻み根性(?)でつらつらと書き綴ってきたワケですが(笑)・・・

じゃぁ、僕に今後おカネが出来た場合はどうなるのか??


たぶんね・・・最初の1ヶ月くらいは後腐れのない範囲内で立ち回って、少しは遊ぶと思いますが・・・


僕は基本的にひとりでも苦にならない性分やし、自分の【身の丈】は心得てるつもりなので、結局は自分でアテを作って、ひとりウチ呑みで愉しむと思います。

そして時々、どこか気の利いた店に集まるか、あるいはウチに招待するかして気の合う仲間とワイワイ愉しむ。

それで十分。


なぜそんなことを言い切れるかというと、何度も書いてるとおり、僕は


【性悪説】


で動いてるから。

つまりは・・・原則として家族・仲間以外の見ず知らずの他人を信用してないから。


まぁ、僕がスタァ錦野や岩城滉一みたいなカッコいいオヤジなら話は別ですが、風貌からいって自分みたいなどうしようもないオッサンに女性が寄ってくるワケがないですやん?

逆に寄って来たとしたら・・・何か思惑があるに違いないと思うべき。

考えようによっては、実に寂しい人生やけど・・・要するに、自分に【隙】を作らないということですね。


上で書いた紀州のドン・ファン氏については、極めて気の毒やったねと思うけど、オッチャンにも【タカリ屋】に漬け込まれる隙があり過ぎたね、というのが正直なところです。


50を過ぎて、残された時間を有意義に過ごすためにも、くれぐれも【タカリ屋】にだけは捕まらんように用心して行こうと思ってます。


それではまた!!



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Author:Driver Takabou

大阪の昼勤務タクシードライバー、ブロガー、動画クリエイターなどの顔を使い分けて自由に働き、よく遊び、よく呑んでストレスフリーに生きる自由人です。

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