タクシーの仕事で食べていけるか否かは会社選びにかかってる!!

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インターネットが発達して、望む情報は何でも取れる時代になった。

転職するにあたっても、今やGoogleの検索窓にキーワードを打ち込めば、一瞬で欲しい情報が手に入る。

その恩恵か、ひと昔前なら選択肢に入らなかった職種が、職業選択の土俵の上に乗るようになってきた。

タクシードライバーという仕事はその最たるものかも知れない。

かくいう僕も、タクシーの仕事を選んだキッカケはインターネットからの情報だった。

それまでは、テレビのドキュメント番組などでタクシードライバーは稼げない職種であるという認識を持っていた。

でも、ネット上の情報をかき集めてみると、どうやらそうではないらしい。

そうして思い切ってタクシー業界に飛び込んで8ヶ月。

僕がいま所属するタクシー会社は、実は2社目。

最初に入ったのは、大阪では大手と言われる会社だった。

養成研修はもちろん、クルマに搭載されてる設備も充実していた。

それでも、僕はその会社をわずか2ヶ月で去る決断をした。

なぜか??

確かに新人研修やクルマの設備は充実してるかも知れないが、『いちばん肝心なこと』が欠落していた。

机上の知識やクルマの設備で売上が上がるわけがなく、いかに街中でうまく立ち回るかという、『実践的な稼ぐテクニック』を学べる環境がまるでなかったのだ。

側乗研修は、ただひたすら大阪市内を流しまくって、それ以外に教わったことで、有益だったなと思えることといえば、北新地17番乗り場の並び方と、スイスホテルの入り方ぐらい。

大抵のタクシー会社で、未経験のドライバー職には、最初の6ヶ月ほどは売上如何に関わらず、一定金額の給与保証が付与されてるが、じゃあその保証期間が終わった後は??と考えると、危機感がMAXに達した。

そこで水面下でインターネットでの情報を辿ってアクションを起こし、


・実践的な稼ぐためのテクニックを惜しみなく伝授してもらえる環境

・ドライバーに優しい自由度の高い勤務環境



が決め手となって、移籍したのが今の会社だ。

実際に入社してみてどうだったか??

なぜ最初からここに来なかったのか??自分の情報収集力と決断力の甘さを痛感するほど、充実している。

確かにクルマの設備は見劣りするかも知れないが、前情報のとおり、側乗研修が充実していて、稼ぐための実践的なテクニックを惜しみなく伝授して下さった。

売上が少なくても詰められることもなく、あくまでじっと見守るスタンスで接して下さる。

事故やクレームがあっても、諭すようにいけなかった部分を指摘して下さる。

それだけじゃない。

経験が浅く、壁にぶち当たることはしょっちゅうだが、そんな無意識のうちに僕が発しているシグナルを察知して、グループ内の先輩との食事会をセッティング、新たなテクニックを伝授してもらえる場を作って下さるのだ。

なんていう人たちや。

本当にありがとうございます!

じゃあ、このご恩に応えるために、いまの僕に出来ることとは何か?

それは、そんな人たちの顔に泥を塗るようなマネを決してやらないことだ。

泥を塗るようなマネとは、事故や違反、乗車拒否、乗客トラブルなどを起こして会社の信用を失墜させること。

じゃあ、それを実現させるためには何をすればいい??

突き詰めれば、結局のところ、『全てにおいてムリをしないこと』だと考えている。

人間というのは、稼ぎを優先すると、どうしてもムリや無茶をやってしまうもの。

日々の営業で、一般道をとんでもないスピードでカッ飛んで行ったり、転回禁止や通行区分を平気で無視して無茶苦茶な運転をするタクシーや、三津寺や宗右衛門、八幡、あるいは深夜1時以降の北新地の中に自ら進んで突っ込んでいくタクシーを頻繁に目にする。

ああいうことをすれば、もっと稼げるだろうが、残念ながら、僕にはあんなマネは出来ない。

そこから稼げる金額がいくらだろうが、犯してるリスクの数々を考えれば、絶対に割に合わないからだ。

もちろん稼ぎが多いに越したことはないし、お金はいくらあっても決して困ることはない。

僕だってお金はたくさん欲しいし、かつては月に40万円、50万円稼ぎたい!と意気込み、そのために試行錯誤してもがき苦しみもした。

ただ、6ヶ月も営業してると、自分のタクシー営業スタイルで稼げる金額の限界というものが見えてくるようになる。

先はずっと長い。そして万が一、タクシーの仕事を辞めることになっても、僕自身の人生の旅はずっと続くのだから、必ずどこかで『逃げ』を作っておかなければならない。

そんな紆余曲折から導き出したのが


平日と土曜日は、1日8~9時間乗務して27,000円を一応の目標とし、更にいけそうなら粘るし、調子が悪ければ平気で下方修正する。

書き入れ時の金曜日は、1日10~11時間乗務して32,400円を一応の目標とし、調子が悪ければ最低でも27,000円は売って帰る。


というルールと数字設定だ。

月に100万円売ってくるミリオンドライバーの人からしたら、『お前、やる気あんのか??』と言いたくなるほどお子ちゃまな数字だが、実はこれでも、普通の仕事では、なかなか得られないくらいの収入になる。

だから、僕はミリオンドライバーとか、ナンバーワン、トップドライバーとかいう世界には全く興味がない。

それどころか、タクシー1本で稼ぐのは、あまりにも危険であり、それ以上は他に運営してる自分の仕事から稼げばいい、と思ってる。


これが僕自身の経験からお伝えできる、大阪の夜勤のタクシードライバーのリアルだ。

このブログに書いてることは、タクシーの仕事1本でガッツリ稼ぎたい!という人にはきっと、何の参考にもならないだろう。

僕も今後、こんなことを書くことはもうないと思う。

かつての自分がそうだったように、いまタクシー業界に転職するか否かを判断し兼ねてる人のため、そして今後の自分への戒めと備忘録としてこれを書き残しておく。

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大阪で夜勤のタクシードライバーをやりながら、自分の仕事も運営するアラフィフの自由人です。

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