自分が思う以上にショックが大きかったみたいだ

日々のルーティーンである、営業備忘録ではあえて書かなかったけど・・・


特に水曜日の乗務は・・・


初めて行く所ならまだしも、通り慣れてるエリアで道を間違えたり・・・

メーターや配車アプリの操作を間違えたり・・・

配車アプリの案件前後のスーパーサインの切り替え（空車・予約）を忘れたり・・・


などといった具合に、凡ミスの連続・・・本当に酷いものだった。

自分ではしっかりしてるつもりだったけど、知らず知らずのうちに、心ここに在らず状態になってた。

あの日乗ってもらったお客さんは、みなさん優しい方ばかりで、本当に助けられた・・・。


理由は・・・自分でもよくわかってる。


先日の先輩の訃報に接し・・・自分なりの見送り方をし、自分なりに心の整理をしたつもりだったけど・・・自分で思ってる以上にショックが大きかったみたいだ・・・。


でも、そんなこと、乗ってもらってるお客さんには何の関係もない。

いかなる理由であれ、ちゃんとしたサービスが提供出来ないうちは、乗務すべきではない。

そんな状態で乗務したら、事故・違反をやる確率がハネ上がり、お客さんや会社に迷惑をかけることになる。

そう考え、きのう今日とお休みを頂いてる。

息子のために購入したはずの楽曲で・・・

そんな中、家族が寝静まったリビングで、いつものように音楽をランダムに流しながら、ひとり呑んでたら、





この曲が流れ始めた。

ちょっと前のドラえもんの映画の主題歌だった、山崎まさよしさんの【空へ】。

以前、息子のために配信で買ってやったと記憶してる。

でも、これが、今の僕にとっては非常に具合の悪い曲だった・・・



特別な朝がそこまで迫っている
この足元から世界は広がってく

まだこのままでいたかったんだけど
あまり時間が無いみたいだ

柔らかい光に包まれた記憶が
瞬き始めた星の夜に蘇る

ためらいながらも手を伸ばして
サヨナラの中に始まりを知る
そして見つけた喜びを
噛み締めたなら　僕らが繋がる



最近の子供向けアニメ映画の主題歌は、大の大人を泣かせるねん・・・ホンマにアカンと思うわ・・・


その昔、先輩と連日連夜、呑んで騒いで、ムチャクチャやってた頃の思い出が次から次へと蘇ってきて、涙が溢れてくる・・・。

いつも朗らかで、湿っぽいことが大ッキライな人やったから、涙は相応しくないのは重々わかってるけど、止めどなく溢れてくるもんは仕方がない。


しかしながら・・・


ひとしきり涙を流したら・・・自分の中でハッキリと心の整理がつき始めたような気がしてる。


いつまでも落ち込んでたら先輩にドヤされる。

それに、一家の長としての責任もある。

いつか忘れたけど、先輩に


『ええか？何があっても、子供のことだけはちゃんとしたれよ！！』


と懇々と諭されたことを思い出す。


もう大丈夫です。


日曜日からは以前と同じように、元気に乗務できると思いますので、よろしくお願いします！！



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